どうも、タノシオトナです。
先日、70歳のおばあちゃんに
FIという身体を調整するマンツーマンレッスンをしました。
知り合いの紹介で「腰を手術されて歩くことに違和感がある」とのことでした。
現場で会ったおばあちゃんはかなり身体に左右差があって、歩きにくそうでした。
2年前、背骨が歪んでいるのが気になって整形外科に行くと
「手術すれば真っ直ぐに治りますよ!若いうちにやっておけば体力の戻るのも早いから!」
と言う病院の先生の言葉を信じて
手術したそうです。
ですが…
手術しても背骨は真っ直ぐにならず…。
むしろ以前より筋肉も衰え、動くことすらも億劫になってしまいました。
それもそのはず!!
”根本的な身体の使い方”は変わっていないので、
どこかを固定したところで他の場所にその歪みがいくわけです。
なんでこんなシンプルなことも分からず、いきなり大きな手術をしてしまうのか?!
うちのばあちゃんが死んだ時、
火葬場で股関節のあたりから鉄球と鉄の棒とネジが数本出てきて…
と驚き、
怒りが込み上げたのを思い出しました。
悪くなったら
「使い方を改善」ではなく「部品を入れ替える」
いわゆる対処療法。
でもまぁこれが現代の「一般的な治療法」というやつなんですよね…
このおばあちゃんも
「あの時もっとちゃんと考えればよかった…」
「もうどうしたらいいか分からないんです」
と気持ちもかなり落ち込んでいました。
そう、心と身体は文字通り”一心同体”。
ですが、
『決して過去には戻れません!!』
何事もそうかもしれないですが、
今の現状を受け入れてそこからできることを増やしていく方が健全です。
障がいを持つこどもとのレッスンでもそうですが、このおばあちゃんも同じように感じました。
そして、誰でも何歳からでも身体の使い方を学び直してできることを増やすことが可能です!!
これが僕のしている「フェルデンクライス・メソッド」のすごいところ。
まだまだ、脳や身体が「もうこれ以上発展しないだろう」という前提で
次にできること(手術)を考えるのが主流なのかもしれません。
でも、違います!!
無理なく自然な方法でできることを増やす方法がここにあります!!
それは、最近の科学でも”脳の可塑性”として立証されてきていることなのです。
ということで、
「おばあちゃん一緒に頑張ろう!!」
と励まし、これから通ってもらえることになりました。
気持ちも切り替わったことが一番です^^
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そんな出来事があり、まだまだ自分にできることがあるから
もっとPRせねば!と思ったのでした。
身体の不調でお悩みの方が周りにいたら、是非ご紹介くださいね。
まず一緒に何ができるか考えましょう!
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