急に寒い!!
油断すると風邪をひいてしまいそう…。
そろそろ衣替えをしなくっちゃなタノシオトナです。
さて、先週土日は愛媛県愛南町に行ってました。
遊びじゃないですよ!!笑
フェルデンクライス・メソッドをこどもたちに活かすための大事な研修です。
2度目の愛南町。
半島の先端と地理的にもボクの出身地である南知多町に似ていて懐かしさを覚えるような場所です。
新鮮で美味しい魚も味わえる海沿いの町。
なぜこんな遠くの地までわざわざ足を運ぶのか?!
それは今までには例のないことがここで起こっているからです!!(あくまでボクの目線ですよ)
「児童発達支援施設でフェルデンクライスのレッスンを取り入れてもらっている」
これだけでも興味を持ってくれる事業者さんがいるんだ!!とすごいことなのですが、
この児童発達支援施設の運営してる方が小児神経内科の先生なんです。
つまり、発達障害の診断をしている方です!!
発達障害の診断がとても難しいというのは容易に想像がつきます。その判断基準はとても複雑…。
病名のつかないグレーゾーンの子もかなり多いと言われています。
だけど、医者としては診断をしていかなければなりません。
そして、診断された後の具体的な支援方法がないというのが昨今の現状。
「こどもたちの為になにかできることはないか?」と長年モヤモヤされていたそうです。
そんな時、湊真里先生が愛媛県松山市で開催したWSに参加し、フェルデンクライス・メソッドの可能性に共感!!
こどもたちのその後を真剣に考えるお医者さんと、こどもへの運動発達サポートを長年続けてきた真里先生の活動と想い。
その2人が意気投合し、支援施設でのレッスンが始まったのです。
最初はなかなか指示を聞くことが難しかった子も、今では落ち着いてレッスンを受けられるようになりました。
学校の先生が「物をそっと置けるようになった!!」と驚いて、
「どんなことをしているんですか?!」と見学に来たこともあったそうです。
ADHD、知的障害、自閉症、ダウン症…etcなどなど毎回いろいろな症状のこどもたちのレッスン(グループ or マンツーマン)を見させてもらいますが、
それぞれが自分の身体の新しい感覚に気づいて変化していく過程がとても興味深いです。
レッスンをし始めて1年半経ちましたが、確実に効果が出ていると思いました!!
身体面からの支援は学習面や社会性の発展にも繋がっていくので、こどもたちの発達には欠かせません!!
フェルデンクライス・メソッドは運動感覚のベースに繊細に働きかけるのでとても有効な手段となります!!
これからこのメソッドが社会的に認知されて、いろいろ場所で取り入れてもらえたら嬉しいな。
社会の中でこどもたちの未来を考えて素晴らしい活動をしているお二人にはビッグリスペクトです!!
今回はボクも4、5組の親子に短めのレッスンをさせていただきました。
親が”こどもに興味を持つこと”がいかに重要かを感じていて
親も自分の身体を感じることにより、さらにこどもに寄り添った子育てに繋がると思っています。
それを実践できる貴重な経験となりました。
自分も10年後は社会に貢献できる人になっていたいな〜としみじみ思った二日間でした。
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